こんにちは🌞
あっという間に10月も後半。
寒くなったり、暖かくなったり・・・
着るものの調節が難しい今日この頃、皆さまお元気に過ごされていますか?
さて、今日はアーサナ解説シリーズ第2段!
(前回→ハッピーベイビーのポーズとチャイルドポーズについて)
英雄のポーズについて書いていきます。
比較的、登場頻度の高い有名なこのポーズ
「戦士のポーズ」とも呼ばれます。
サンスクリット語では
ヴィーラバッドラーサナ
(ヴィーラバッドラー=破壊の神シヴァの化身、ヴィーラバッドラを讃えるポーズ。怪物に立ち向かう戦士の象徴。
アーサナ=ポーズ)
英語では
Warrior (ウォーリアー)
ですので、クラスの中でこの呼び方をする先生もいらっしゃると思います。
このポーズは,Ⅰ,Ⅱ,Ⅲと3パターンあり、それぞれに難易度や体の形が変わります。
今日はⅠとⅡをご紹介します。
英雄のポーズⅠ
太陽礼拝Bの中にも入っていたりと、登場頻度の高い、ヨガの基本的なポーズ。
下半身強化と柔軟性アップに効果的。
お腹から後ろ脚を強く蹴り出す意識をする事で、インナーマッスルの腸腰筋を鍛える効果も生まれます。
両足でしっかりと大地を踏みしめ、強固な土台を作ることで
自分の内なる強さを感じることができるポーズです。
【やり方】
1, 両足を揃えて立った状態から、片足を大きく後ろに引きます。この時後ろ足のつま先は少し外に開きます
2, 後ろ足の力をキープしながら、吐く息に合わせて前脚の膝を曲げます。力は両脚に均等に加えます。
3, 息を吸いながら両腕を頭上へ伸ばします。
✔️チェックポイント
・骨盤は前の壁と水平に、胴体にねじれが生じないようにします。
・膝は、カカトの上。膝頭が爪先より前に出ないように🙆♀️
・膝と爪先の向きは同じ「正面」です。膝だけが内側に入らないように🙆♀️
完成形としては、顔を上方へ向け、目線を指先へ向けますが
肩が詰まる感じがあったり、呼吸が深くしづらい場合は、顔を正面に向けたままでOKです☺︎
英雄のポーズⅡ
英雄のポーズIIは上半身、下半身を共に大きく広げ体を解放するポーズです。
英雄のポーズIと下半身の形は似ていますが、骨盤の向きや上半身の形が違うことで、異なる効果を得られます。
脚を大きく開く事で、股関節周りを気持ちよく伸ばすことができます。
主に下半身の引き締め、足首の強化とストレッチ、精神の安定、代謝アップにも効果があると言われています。
【やり方】
1, 片脚を大きく後ろに開きます。後ろの足はつま先が横(〜斜め45度)を向くように、前の足はつま先が正面を向くように調整します。
2, 息を吐きながら、前の足の膝がカカトの真上に来るように曲げます。腰が反ったり体が前に倒れたりしないように、上体を縦まっすぐに保つよう意識しましょう。
3, 両手は肩と同じ高さを保ちながら、左右に腕を伸ばします。肩に力が入らないよう、胸を開きながら優しく腕を伸ばします。
✔️チェックポイント
・膝は、カカトの上。膝頭が爪先より前に出ないように🙆♀️
・膝と爪先の向きは同じ「正面」です。膝だけが内側に入らないように🙆♀️
(英雄のポーズⅠと同じ注意点ですね)
・上半身が前につんのめってしまわないように、上半身のベクトルを縦に意識し続けましょう。
・目線は前の指先の延長線上へ、顎が浮かないように、首の後ろを長く保って。
・腕は床と並行。手の平が胸の高さに来るよう意識すれば、上がりすぎることがなくなります🙆♀️
いつもレッスン中、このエネルギーの流れを、一生懸命日本語で説明しているのですが、
ブログって便利ですね😂
☝️こういう事です!
英雄のポーズは、注意点も多々あるのですが、
「戦士」の名前通り、堂々とポーズを取ることで、活力もみなぎり、集中力も高まっていきます。
筋力と柔軟性、どちらも必要になってくるポーズなので
苦手意識のある方は、一度インストラクターにご相談ください☺️
次回のブログは、各インストラクターの好きなアーサナについて書く予定です!
お楽しみに😉
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました
🙏